はじめに
冬シーズンや花粉シーズンに入り、空気清浄機を使い始めたら空気清浄機から放出される臭いが気になったという方は多数いるはずです。
かく言う自分もその一人です。
この1ヶ月間、空気清浄機のニオイと格闘してきました。
せっかくなので、そこで得た解決法をお教えしたいと思います。
概要
空気清浄機から出るくさいニオイの原因は、加湿フィルターであることが多いです。
ネットでもそれに関連する記事が多いです。
しかし、加湿フィルター以外にもニオイの元となる箇所があります。
以下が、ニオイの原因なりうる主なパーツです。
1.加湿系
・加湿フィルター
・トレイ
・補水タンク
2.脱臭・集塵(集じん)フィルター系
・脱臭フィルター
・防塵フィルター
・ホコリフィルター
3.機器本体
・トレイから漏れた水が本体に付着して臭う等
ニオイ対策は、原因箇所を特定し、適切な対応を取ることが大事です。
まだニオイがしていないと言う方は、後述のメンテナンスをこまめにすることによりニオイを予防する事も可能です。
とは言ってもなかなかそれができないのですが・・・。
自分もニオイが気になり出してから対応するタイプです。
ちなみに自分の家のは、シャープのプラズマクラスター(KC-F50)で、これを例にとって話を進めます。
メーカーや型番により多少の違いがありますので、その辺りは、ご使用の機種のマニュアル・説明書等で補いながら読み進めてください。
(歴代使用したシャープのものはほぼ同じ構造なので問題無いと思います)
(説明書を紛失した人は、メーカーのホームページにあったりしますので検索してみて)
手始めに
まず最初にホコリフィルターくらいはキレイにしておきましょう。
空気清浄機の背面を覗いてみてください。
外から見える部分なので簡単に確認できますが、背面にあるため、知らないうちにホコリが溜まっている場合があります。
その場合には、電力の浪費やニオイの元になることもあるので、ホコリを掃除機で吸い取る等してキレイにしましょう。
定期的に操作パネルにランプが灯るのですが、掃除しなくても長押しで消えます。
ランプが灯ったらホコリフィルターの手入れをするタイミングですので、今まで気にしていなかった人はご注意を!
ニオイの元を特定
加湿フィルターがニオイの元になるケースが多いです。
原因特定のため、加湿系ユニットを取り外して運転させてみましょう。
補水タンクを取った後、加湿フィルターはトレイごと取り出します。
この状態で、空気清浄機を運転するさせ、吹き出し口のニオイを確認します。
ニオイがしないのであれば、加湿系ユニットが悪臭の元となりますので加湿系ユニットの掃除をしましょう。
加湿系ユニットを取り外しても悪臭がする場合、まず疑われるのは、脱臭フィルターですが、フィルター類を取り外してそれぞれニオイを確認しましょう。
ニオイが気になるようであれば、ニオイが気になるフィルターのメンテナンスをしましょう。
フィルター類を全て取り外して運転してもまだ臭う場合
機器についたニオイが原因と考えられます。
加湿系ユニットを取り出したところの内側や吹き出し口等を除菌シート等でキレイに拭き取ってみましょう。
長期に渡って、メンテナンスしない場合、かなりの量のホコリが溜まる場合があります。
そこにトレイの水がこぼれる等でホコリに付着してニオイを放つことが考えられるのです。
キレイに拭き取ってもまだ臭う場合
通常では開けられない機器の内部からニオイがしている可能性があります。
こちらのメンテは個人ではもう無理かもしれません。
メーカーの保守窓口や買い上げ店等に相談していただくしかないかもしれません。
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